2012年9月30日日曜日

国際福祉機器展で中邑先生の講義に参加

国際福祉機器展では東大先端研の先生方が講義をされる時間がありました。

kinectの講義も出たかったのすが、間に合わず。

28日は中邑先生の講義が15:00から1時間ありました。

講義では
「コミュニケーション機器の展示が以前より少なくなったのは、使い方がまずくて、うまくいかず、使われなくなった」

「福祉機器でないタブレット端末やスマホなどがコミュニケーションエイドとして使われるようになったのでいま、抵抗感が少なくなっている」

などの話がありました。

途中でe-ATの田代さんがトーキングエイド for iPadの実演もやってくださいました。

福祉機器展ではマジカルイベントのようにコミュニケーション機器が盛りだくさん展示されていると思ったのですが、知っている業者で展示があったのはアクセスとかパシフィックサプライ、tobiiぐらいでした。

食具関係や装具、福祉自動車、福祉トイレ等はたくさんありましたがコミュニケーションエイドの展示は少ないだなあと感じました。


国際福祉機器展で新型My Tobii C15を見た

28日の午後、わが校のコーディネーターと一緒に東京ビッグサイトの国際福祉機器展に参加しました。

ゆりかもめに初めて乗りましたが、絶景が多く見られてよかったです。(東京タワーとスカイツリーが同時に見られます。)

一番のお目当ては新型My Tobiiを見ることでした。

youtubeのデモ画像でお馴染みのIさんがいろいろ説明してくださいました。

新型はMy Tobii C15というモデルで、P10よりも重量が5kg台から4kg台へと1kg以上も軽量化し、

コンセントにつながなくても充電がきくので、外へ持ち歩くことも容易になったそうです。

見た目もP10より若干薄く小さくなった感じです。

値段もP10と同じ139万円だそうです。

福祉機器なので消費税はかからず。

補装具としての意思伝達装置として自治体に認められると半額以下とか場合によっては1割負担
で購入できた例のあるそうです。

トーキングエイド for iPadの場合もそうですが、認められるのに自治体によって判断基準が違うこ
とが多いようなので、業者さんや主治医さんなどとよく相談したほうがよいようです。

デザインのよさにしびれて、またシンボルを作成してしまいました。

2012年9月27日木曜日

「東京の障害者就労を考える」シンポジウムに参加

こちらでやってたシンポジウムに参加しました。

 障害を持つ方の就労事例ということで企業担当者と精神障害の当事者さんが最初に話されました。

 そのあと全盲の方の就労事例ということで、やはり当事者の方の話がありました。

 一人暮らしをされながら電車と徒歩で一人で通勤されているとのことでした。 

話されているとき小さな小箱のような支援機器を触られながら話されていましたが、これは点字の突起が次々と 出てくるもので、話すときのメモがわりに使っているのかなと思いました。

 また、仕事でやっているのと同じようにパソコンの読み上げソフトを使ってバリバリに使いこなしていました。 こういうシンポジウムで支援機器にスポットが当たるとうれしいですね。

2012年9月24日月曜日

今日の訪問授業のバッグの中身

メッセンジャーバッグの中にiPadやらiPadタッチャーやらスイッチやら沢山詰め込んだものの使ったのはごく一部。これプラスTobii P10も持って行きました。
今日の生徒さんは前回は深い眠りでできませんでしたが、今日はしっかり視線で捉えてくれ、動物の鳴き声が出て良かったです。

2012年9月23日日曜日

2012年9月19日水曜日

トーキングエイド for iPad

iPhone,iPadカメラシャッターコントローラーの改造

簡単に短時間でできる改造です。 外部スイッチを使ってiPhoneやiPadでカメラ撮影ができます。 iPadタッチャーを使う手もありますが、これだとイヤホンジャックでしっかりつながっているのでよいです。

2012年9月16日日曜日

車椅子に乗ってtobii P10を視線入力

my tobii P10 台付き

この台でmy tobiiを固定できると非常に楽です。

訪問先では家の中に入れられないので、手で持たねばならず、たぶん5kgぐらいはあるので、背筋力と腕力をかなり使いますので、つらいです。

支援者向け「トーキングエイド for iPad 講習会」に参加

昨日、東京都障害者IT地域支援センターで行われた「トーキングエイド for iPad 講習会」に参加してきました。

8月下旬からこの場所に来るのが3回目です。

募集が7名ですぐ定員に達してしまったようです。

参加者には特別支援学校の教員が私以外にもいました。

講師はユープラス社長のO様でした。

ユープラスってうちの学区域内の立石にあるんですね。

トーキングエイドfor iPadは前から聞いていたのですが、テキスト版、シンボル版、タイマー版の使い方を懇切丁寧に教えていただきました。

トーキングエイドがiPadに入ったことが、どれほど画期的なことか。またワイヤレスボックスでスキャンスイッチ操作ができるようになったことで、手が使えない人にも使いこなせるようになったことがとてもすごいことだと思いました。

また意思伝達装置として認められるには、まだ壁があるようですが、今後そちらのほうにも可能性が広がるとよいと思います。

講師の話でiPadの導入は西、特に九州の佐賀、大分がすごく広まっているのに、関東はまだまだという話がありました。

魔法のプロジェクトでだいぶん東京でも認識が広まっているとは思いますが、本校の周辺地域の知的特別支援校や特別支援級ではまだ、導入もされてないし、関心も低いようです。

ウチの学校が頑張らねばと思います。