2011年8月12日金曜日

特別支援教育における肢体不自由教育の創造と展開 2 「わかる」授業のための手立て 子どもに「できた!」を実感させる指導の実際(筑波大学附属桐が丘特別支援学校 著)

昨日、特総研のジアース書籍コーナーで売ってて、欲しかったけど、金欠で買えなかった本。

8月8日に出たばかりですが、筑波大付属桐が丘特支の実践事例を通した本です。

この学校は入試があり(入試でWISCやるそう)重度重複の児童生徒さんはあまりいないようですが、知的代替過程や準ずる過程の子どもの指導の仕方、考え方がわかりやすく、写真や実際の授業の事例が豊富です。

知的代替過程や準ずる過程の子どもを教える肢体不自由校の教員は読んどいた方がいいと思います。


脳機能からくる視覚認知やLDに近い状態を考慮しながら指導しないと、なかなか効果的な学習指導は難しいのではないでしょうか?


肢体不自由校には話や対人コミュニケーションは全く問題ないのに、なかなかそれに比べて学力が同年代の平均より低い子が結構います。


若手の教員がそういった子のグループにまわされることが多いですが、そのへんを勉強して理解してないと、ただ単に対象年齢を下げただけの普通の教科指導をしていてもダメですね。

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